技術開発では、約25年もの長い年月をかけ、蓄積されたデータと培った経験から、弊社独自の搾出鍛造技術と、FH工法鍛造技術を完成させました。今では生産量の約70%を占め、様々な業種の機械や乗り物の部品として使用されるまでになりました。
平成27年度には、企業の保有する技術力やデザイン力を示す製品・作品のコンテスト『ミクロものづくり岡山 作品コンテスト』において、数ある応募作品の中から弊社のFH工法鍛造品が優秀作品賞を受賞しました。
しかし、現状に満足することなく努力し続けることが会社の成長に繋がり、その利益を社員に還元することでモチベーションが上がって、お客様にご満足・信頼をいただける製品の製造技術の探求へと続き、それがまた会社の成長に繋がる・・・この好循環が続くように、会社の経理を完全に透明化し、私自身も常に「新しいこと、面白いことをやろう!」という気持ちを忘れないようにしています。
今後もより一層の努力を重ね、幅広いお客様に喜ばれる製品を作り続けます。
工場長 荒内 友幸
一般的なSCやSCMはもちろん、他社では加工しにくい材質でも、製品に合わせた材質で製造いたします。また、材質の提案も行っています。特殊な材質においても積極的にチャレンジしますので、お気軽にお問い合わせください。
主な取扱い:SC材、SS400、S25C、S45C、SUS304、SKS3等
1.内外径ともに抜け勾配0°のストレートで仕上がります。
2.内外径ともに複雑な形状が可能。(段差・多面形状)
型打ち鍛造と搾出鍛造品を組み合わせた弊社独自の鍛造スタイルです。
1.抜け勾配0°
シャフト部分が、内外径ともに抜け勾配0°のストレートで仕上がります。
2.メタルフローが最大限に生かされ強度面で安心。
1.搾出鍛造品は、特に内径公差が±0.2で仕上り、黒皮使用にも適用でき、機械加工時間が大幅に、短縮できたと評価を頂いております。
2.FH工法鍛造品は、大幅に素材軽減が出来ているため、機械加工時間が従来の製品に比べ約10分の1~20分の1に短縮できたと評価頂いております。
鍛造図面の設計から製造まで、社内で対応が可能です。発注から納品までがスムーズで、外注による製作に比べ短い期間での納品が可能となります。
発注は、100個~と小ロットにも対応しています。
さまざまな分野に製品供給している熱間鍛造品メーカー。主に新幹線・在来線プレート、船舶部品、自動車部品、建築・建設機械部品などを製造、販売している。JR東海、JR九州、テクノスなど、国内に複数の取引先がある。技術力に自信があり、一般鍛造品だけでなく、搾出鍛造品、FH工法鍛造品に関する要望にも対応しており、搾出鍛造品については、内径・外径ともに抜け勾配が全くない製品を製造できる。ハンマーで型打ち鍛造後に搾出鍛造で仕上げるFH工法鍛造では、内径・外径をきれいに仕上げることが可能だ。2016年2月に「ミクロものづくり岡山」の作品コンテストで優秀作品賞を受賞した。